特殊車両と「特種」な車両?

特殊車両通行許可の申請を行うにあたって、いくつかの基本的な知識が必要になります。
その辺りのことを順を追って解説したいと思います。

「特殊」と「特種」?

「とくしゅ」には漢字の表記として「特殊」と「特種」がございます。
通行許可申請に関係してくるのは「特殊」な車両のほうです。
対して、「特種」な車両とはいわゆる「8ナンバー」のことで改造車のことをいいます。
余談ですが、高速道路などで見かける覆面パトカー、以前は8ナンバーでした。
ですが、それだとナンバーを見ただけで覆面パトカーだと分かってしまうので、現在は8ナンバー以外で登録できるようになっています。

特殊車両とは何が特殊な車両なの?

特殊車両とは、端的に言うと「大きさや重さが特殊な車」のことを言います。
一定の大きさや重さ(一般的制限値といいます)を超える自動車を走らせると、道路や橋が傷んでしまいます。
そこで、一定の大きさや重さを超える自動車を走らせようとする時には、道路管理者の許可を得ることを必要としているわけです。
ここで、大きさや重さと言っても、荷物を積んでいるのか積んでいないのか、人が乗っているのか乗っていないのかで当然違いがでてきますが、この場合の大きさや重さは、積載している状態・人が乗っている状態で判断をします。
ですので、たとえ荷物を乗せない状態で一般的制限値を超えない車両でも、重い荷物を乗せることで制限値を超えた状態で走行する時には当然「特殊車両通行許可」が必要となります。

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